七面さん:仲見世で35年、昔ながらのラーメン

こんにちは、
今回は、昔ながらのラーメンの七面(しち
めん)さんをご紹介します。
(ご主人へのインタビューを記事にした
ものです)

【目次】
1.七面さんのコト
2.店名の由来
3.七面ラーメンの意外な前身
4.全て独学、全て手作り
5.ご主人ならではの逸品
6.理想のラーメン、理想の人生
7.私から一言

1.七面さんのコト
七面さんは、ちょうど仲見世商店街の中央
にあります。

開店から15時頃まで10席あるカウンターは
常にお客さんで埋め尽くされていて、それ
以降もお客さんが絶えることのない人気店
です。

七面さんは、仲見世商店街で35年、1983年
からご夫婦二人で切り盛りされています。

営業時間は、11:30-19:00(火曜日は16:00
閉店)。
お休みは水曜定休日の他、2か月分決定して
お店の内外に掲示されます。

1月のお休みは1/1(月)、1/7(日)、1/16(火)
です。

2.店名の由来
七面さんの名前の由来をご存知ですか?
七変化の七に(面の字は異なりますが)麺が
由来するのではないか?
と愚推しておりましたが全く違いました。

店名である七面は、山梨県にある七面山
(しちめんさん)に由来しています。

<七面山についてはここをクリック>

上記情報によれば七面山は山梨県巨摩郡に
ある1989mの山で日本二百名山の一つ。
日蓮の高弟日朗が開いたと言われています。

法華経を守護するとされる女神、七面大明神
(七面天女)を祀る信仰の山。
山頂には敬慎院という寺があり弁財天が祀ら
れています。

これより、七面と命名されたそうです。

ご主人はこの七面山に毎年登られている

ご主人は、毎年この七面山に登られ、一年の
御礼と祈願をされています。
2000m級の山を毎年登り続けるとはすごい
ですね。

3.七面ラーメンの意外な前身
ご主人は、男兄弟4人の3番目。
ご兄弟皆さん、子供の頃から柔道をやってい
ました。
それもあってお腹が減ると皆さん自分で料理
をしていたそうです。

ご主人も初めての料理は小学生の頃、チャー
ハンを作ったのが最初だったそうです。

今の七面さんに通じますね、と言ったところ、
意外なお話しを伺いました。

仲見世で35年ラーメン一筋の店主さん

町田の仲見世商店街でラーメン屋を始める前、
向ヶ丘遊園で洋食屋を12年位やっていらっしゃ
ったとの事。

何故、洋食屋さんからラーメン屋さんに転身さ
れたのか?
気になりますよね?

ご主人曰く、洋食屋さんのお客さんは一度食べ
に来た後、また来てくれるまで間が空く、ラー
メンであれば、好きな人は毎日でも食べに来て
くれる。

なるほど、と納得しました。
と言うのも、七面さんの店内にはお客さんに話
しかける様な紙が色々貼ってあります。

忘れ物ありませんか?
お持ち帰り品について相談しましょう。
タンメン、味噌ラーメン、野菜ラーメンの具は
同じです。
薄味(塩分控えめ)希望はお声掛け下さい。

出口の戸に掲げられたポスター

七面さんはお客さんとの対話を大切にされている

いずれもお客さんと対話しているような言葉です。
お客さんと共にある、という七面さんの姿勢を感
じます。

4.全て独学、全て手作り
ご主人は洋食屋さんの頃も、今の七面ラーメンも
独学だそうです。

勉強の為の食べ歩きを続け、美味しかった味を再
現する。
そんな努力を積み重ねられてきました。
誰かに習うのではなく、全ては独学で。
そしてご自身の味を追い求め、手作りを旨とされ
てきました。

前日から仕込み、早朝から整えるスープはもちろ
ん、メンマや餃子のタネなど手作りだそうです。

ボリューム満点でにんにく無し、仕事中の昼食にもピッタリ。

メニュー開発も独学。
美味しいと思った味をベースに独自に組み合わせ
て開発されるとの事。

今でさえ、どれも美味しそうで悩んでしまうほど
の品揃えですが以前はもっとメニューが多かった
そうです。

牛乳ベースのホワイトラーメン、スープスパゲッ
ティー風のラーメンなど。

現在のメニューは、お客さんがよく注文する品に
絞った結果。

どれも美味しそうでいつも悩んでしまう。

最近復活した角煮ラーメンのように、一次的に
復活するメニューもあるかもしれません。
楽しみで目が離せませんね。

5.ご主人ならではの逸品
豊富なメニューの中、洋食屋さん時代の腕を振る
った逸品があります。

それはカレーライス。

「このスープだけで煮込んでいます」とさり
気なく控えめなポスター。

目がくぎ付けされてしまったポスター

そば屋さんのカレーは和風出汁を使ったカレーと
想像がつきます。
ラーメン屋さんのカレーは正直想像つきませんで
した。
まして、スープだけで煮込んだ、と聞いてはたま
りません。

辛味そばが美味しくて、汁まで全て飲み干した後
でしたが、半カレーを注文しました。

ピリ辛のひき肉と生姜が効いて身体の中から温まります。

ひと口食べて驚き。
正に洋食屋さんのカレーです。

この色ツヤは正に洋食屋さんのカレー。

格式張ったそれではなく、とっても身近に感じら
れ、それでいて上質感のある味でした。

逸品と巡り合った、と思いました。

6.理想のラーメン、理想の人生
ご主人に、理想のラーメン、理想の人生を伺いま
した。

ご主人は、今の自分のラーメンにも満足していな
いと仰います。
まだまだ納得できないそうです。
ご自身に厳しいご主人ですが、常に追い求めてい
るのは、昔食べたあっさりしたラーメン。

追求され続ける昔ながらのラーメン

その為、お客さんから「昔ながらのラーメン」と
言われるとうれしくなる、との事。

そして理想の人生は、
お客さんに美味しいと言ってもらえるものをこう
やっていつまでも提供すること、だそうです。

7.私から一言
七面さんに是非お越し下さい。
昔ながらのホッとするラーメンがここにあります。

仲見世商店街の全体清掃では、お店から持って来
た高い脚立に昇って、通路のエアコンのフィルタ
ーを黙々と綺麗にされていたご主人。

そのお姿は、いつもお客さんを思う故に追い求め
続けるご主人の心を映したものだと思いました。

最後まで読んで頂きましてありがとうございまし
た。
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